大阪南部と奈良県の間に位置する「金剛山」。
近隣に住む大阪府民と奈良県民にとっては、園児から高校生まで、各ライフステージの学校行事で度々登る機会があるので馴染みがありますね！
わが家では、下の子が年中さんのときに親子で登山を始めました。
この記事では、私が実際に園児を連れて登っているルートをご紹介します。
園児連れで登った3ルート
①千早本道ルートを登って下りる
| 利用する駐車場 | まつまさ金剛山麓駐車場（有料） |
| トイレ | 有り（駐車場、５合目、山頂） |
| 特徴 | とにかく階段が多い |
| 往復距離 | 4.8km |
| 高低差 | 約580m |
| 登りタイム | 2時間7分（ややゆっくり70〜90%） |
| 下りタイム | 1時間37分（ややゆっくり70〜90%） |
千早本道はほとんど階段ばかりなので、正直飽きます…
登り始めはコンクリートの急坂が続き、木の階段ゾーンに突入してからは延々と階段が続きます。
登っている間の展望もほぼありません。
しかし、分岐が少なくわかりやすいので、道迷いの心配がないところは安心！
利用する登山者の数も多い、念仏坂と並ぶメインのルートです。
②念仏坂ルートを登って下りる
| 利用する駐車場 | 大阪府立金剛登山道駐車場（有料） |
| トイレ | 有り（駐車場、ちはや園地、山頂） |
| 特徴 | ほとんどが坂でコンクリート多め |
| 往復距離 | 7.8km |
| 高低差 | 約590m |
| 登りタイム | 2時間23分（標準ペース90〜110%） |
| 下りタイム | 1時間45分（標準ペース90〜110%） |
念仏坂ルートは、百ケ辻登山口からスタートします。
念仏坂とよばれる急なコンクリート坂を登り、伏見峠、ちはや園地前を通って山頂までむかいます。
遠まわりな分時間はかかりますが、歩きやすくて道外れもなく安心なので、園児連れにはおすすめです。
途中にある「ちはや園地」には、洋式のトイレがあり、ちょっとした遊具もあるので、わが家のこども達からは、いちばん人気があります！
駐車場のトイレにも洋式があり、便座が暖かいので安心感が魅力です。
③寺谷ルートを登って、念仏坂ルートで下りる
| 利用する駐車場 | 大阪府立金剛登山道駐車場 |
| トイレ | 有り(駐車場と山頂) |
| ルートの特徴 | 単調な道ではないので飽きない |
| 往復距離 | 約6.8km |
| 高低差 | 約680m |
| 登りタイム | 1時間58分(ややゆっくり70〜90%) |
| 下りタイム | 1時間48分(ややゆっくり70〜90%) |
登山回数を重ねて、少し変化がほしくなったら、登りと下りで異なるルートを組み合わせて、周回するルートはいかがでしょうか。
寺谷ルートは距離が短くて急勾配が続きますが、千早本道と念仏坂に比べると、より自然を感じられて、早く山頂に到着できる、個人的には好きなルートです。
こども達からは、あまり人気がありません。急勾配が嫌だといいます。
くつが結構よごれるので、撥水スプレーをかけていくといいでしょう。
お手入れが、少し楽になります。
下記の記事で寺谷ルートを写真で紹介しています。
千早赤阪村側の駐車場
まつまさ金剛山麓駐車場
〒585-0051大阪府南河内郡千早赤阪村千早９５０
千早本道ルートを登る際に、お世話になる有料駐車場です。
無料で利用できるトイレがあります。
大阪府立金剛登山道駐車場
〒585-0051大阪府南河内郡千早赤阪村千早1330-2
念仏坂ルートと寺谷ルートは、同じ駐車場・登山口を利用します。こちらも有料です。
便座のあたたかいトイレ・更衣室・自販機があり、使いやすいです。
バスでのアクセス
「近鉄富田林駅」と「近鉄・南海河内長野駅」からバスが運行されています。
本数は少ないです。
| 利用するルート | 南海バス停留所名 | 金剛バス停留所名 |
|---|---|---|
| 千早本道 | 金剛登山口 | 金剛登山口 |
| 念仏坂、寺谷 | 金剛山ロープウェイ前 | 千早ロープウェイ前 |
モンベルで買い物ができます
金剛山山頂売店
金剛山の山頂売店では、モンベル商品が販売されています。
壁の１面を利用しているので、品数は多くありませんが、主に上着・手袋・マフラーなどが販売されていて、「山頂に着いたら思っていたよりも寒くてピンチ！」なときには助かりますね。
また、山頂売店限定のＴシャツやマグ、ボトルなども売られていて、ついつい記念に買ってしまいます。
お支払いも現金のほか、クレカやPayPay、auペイも使えます。
また、モンベルの会員証を持っている方は、割引とポイントの付与が受けられます。
モンベルルーム金剛山麓店
こちらは、まつまさ金剛山麓駐車場の近くにあります。
忘れ物をしてしまったときの調達に便利ですね。
営業時間等は公式ページをごらんください。
さいごに
今回は、園児と一緒に登っている金剛山のルートを３つ、ご紹介しましたが、いかがでしたか？
年長さんの遠足で登る幼稚園・保育園も多いので、「楽しかったからまた行きたい！」と言われたパパ•ママもいらっしゃるかもしれませんね。
今まで登山をしたことがなかった大人にもぴったりなルートだと思います。
ぜひ親子で、楽しんでみてください。
使っているトレッキングポールはこちら↓
